【2026年版】ConoHa VPS×Ubuntu 24.04初期設定完全ガイド:Ollama用サーバーのセキュリティ強化手順

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ConoHa VPS Ubuntu 24.04 初期設定ガイド アイキャッチ
🔧 インフラエンジニア歴12年(2026年時点)
☁️ AWS実務4年目(2026年時点)・Azure経験あり
🤖 Claude Code日常利用

ConoHa VPSでUbuntu 24.04を立てたら、SSH公開鍵認証・ポート変更・UFWの3点を最優先で設定。初期状態はブルートフォース攻撃の標的です。

VPSを契約したけど初期設定が不安。この記事ではConoHa VPSにUbuntu 24.04を入れ、Ollama用のセキュリティ設定を一通り解説します。

目次

OllamaをVPSで動かすにはどのプランを選ぶべき?

7〜8BクラスのモデルはOllamaの公式ライブラリで約5GB(llama3.1:8bは4.9GB)です。OSやOpen WebUIの分の余裕を見て、12GBプランが目安です。ConoHa VPSは時間課金で試せるため、12GBプランから始めるのがおすすめです。

メモリ CPU 月額(まとめトク36ヶ月) Ollama適性
12GB 6コア 2,553円(更新時3,192円) 推奨:7Bモデル入門
24GB 8コア 5,249円(更新時7,191円) 13Bモデル対応
48GB 12コア 13,313円(更新時18,491円) 複数モデル並列

料金はConoHa VPS公式の料金ページで確認した2026年10月3日時点の値です。初回料金は2026年10月29日までのキャンペーン価格で、申し込み時だけ適用されます(更新時は右の金額)。

サーバー作成から公開鍵認証までの手順は?

コントロールパネルでUbuntu 24.04を選択しサーバーを作成。IPアドレスを確認したら以下の順で進めます。

1 rootログイン&パッケージ更新

ssh root@IPアドレス でログインし sudo apt update && sudo apt upgrade -y を実行します。

2 一般ユーザー作成+SSH公開鍵認証

adduser ユーザー名 と usermod -aG sudo ユーザー名 でsudo権限付きユーザーを作成。手元で ssh-keygen -t rsa -b 4096 → ssh-copy-id ユーザー名@IPアドレス で公開鍵を転送します。必ず別ターミナルで接続テストしてから次へ進んでください。

【Ubuntu 24.04の罠】SSHポート変更が反映されない原因は?

Ubuntu 24.04ではSSHをsystemdのソケット(ssh.socket)が待ち受けます。今のopenssh-server(1:9.6p1-3ubuntu13.19)には、sshd_configのPortをソケットの設定へ写す仕組み(sshd-socket-generator)があり、daemon-reloadのときに反映されます。sshだけを再起動してもソケットの待ち受けは変わらないので、下のようにssh.socketへ直接書いて再起動する方法が確実です。

3 rootログイン禁止+SSHポート変更

sshd_config で PermitRootLogin no に変更。ポートは以下の/etc/systemd/system/ssh.socket.d/override.confで設定します。変える前に、ConoHa側のセキュリティグループで新しいポート(50022/TCP)を許可しておきます(許可の前に変えると接続できなくなります)。

[Socket]
ListenStream=
ListenStream=50022

保存後 sudo systemctl daemon-reload && sudo systemctl restart ssh.socket で反映します。今の接続は閉じずに、別のターミナルから ssh -p 50022 ユーザー名@IPアドレス で入れること、22番では入れないことを確かめてから次へ進みます。

4 cloud-initのパスワード認証復活を阻止

cloud-initの設定(ssh_pwauth)によっては、/etc/ssh/sshd_config.d/50-cloud-init.confにPasswordAuthentication yesが書かれます。sshdは同じ項目を最初に読んだ値で決め、sshd_config.dの中は名前の辞書順に読みます(sshd_configの公式のman)。99-hardening.confでは50の値に負けるので、01-hardening.confのように50より前に並ぶ名前で次の内容を書きます。

PasswordAuthentication no
PubkeyAuthentication yes
PermitRootLogin no

sudo sshd -t で構文チェック後、sudo systemctl restart ssh で適用します。効いているかは sudo sshd -T | grep -i passwordauthentication で確かめます(-Tは実際に効く設定を出します)。手元から ssh -o PubkeyAuthentication=no -p 50022 ユーザー名@IPアドレス を試し、パスワードを聞かれずに拒否されることも確かめられます。

ファイアウォール(UFW)とConoHaのセキュリティグループの設定は?

5 UFW有効化+ConoHaのセキュリティグループ設定

sudo ufw allow 50022/tcp(SSH)だけを許可し sudo ufw enable で有効化します。OllamaのAPI(11434)は開けません。Ollamaの公式ドキュメントによると、ローカルのAPIは認証を必要としないので、開けるとそのポートに届く誰でも使えます。外から使うときはSSHのトンネルを通します(手順はVPSにOllamaを入れる記事)。ConoHa側のセキュリティグループも、SSHのポート(50022/TCP)だけを許可します。Dockerで公開したポートはufwの設定を通らない(Dockerの公式ドキュメント)ので、ConoHa側でも絞っておくと二重に守れます。

まとめ

ユーザー作成・公開鍵認証・ポート変更・UFWの4点で、基本の守りを固めたUbuntu 24.04サーバーができます。次はOllamaをインストールしてLLMを動かしましょう。

ConoHa VPSでAIサーバーを構築する※ 初期費用0円・時間課金なら最低利用期間なし(まとめトクは一括前払い・途中解約不可)
ConoHa VPSでOllamaを動かすのに最低限必要なスペックは?▼
7〜8BクラスのモデルはOllamaの公式ライブラリで約5GBなので、OSやOpen WebUIの分の余裕を見て、ConoHa VPSの12GBプラン(まとめトク36ヶ月の初回料金で月額2,553円・更新時は3,192円。2026年10月3日時点の公式料金)が入門に最適です。
Ubuntu 24.04でSSHポート変更が反映されないのはなぜ?▼
Ubuntu 24.04ではSSHがsystemdソケット経由で管理されています。/etc/systemd/system/ssh.socket.d/override.confに新ポートを記述してください。
cloud-initがパスワード認証を復活させる問題はどう防ぐ?▼
/etc/ssh/sshd_config.d/01-hardening.confのように、50-cloud-init.confより前に並ぶ名前で作り、PasswordAuthentication noを書きます。sshdは同じ項目を最初に読んだ値で決め、sshd_config.dの中は名前の辞書順に読むので、99-hardening.confでは50-cloud-init.confの値が勝ちます(sshd_configの公式のman)。効いているかはsudo sshd -Tの出力で確かめます。

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この記事を書いた人

ITインフラエンジニア歴12年、クラウド(AWSがメイン、一部Azure)の実務は4年目(いずれも2026年時点)。社会人向けの3DCGスクールを2026年9月に卒業。Windows 11 + RTX 4070 Ti SUPER の自宅環境で実際に手を動かしながら、インフラ・クラウド・AI・3DCGの技術記事を書いています。

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