Blender 4.xは完全無料で商用ソフトに匹敵する3DCGツール。インストールから初期設定・初モデリング・レンダリングまでを一気通貫で解説する。
「Blenderを触ってみたいけど何から始めればいい?」そんな初心者に向けて、2026年最新のBlender 4.xでプロ推奨の初期設定を済ませ、最初の3D作品を完成させるまでを解説する。
Blender 4.xの動作要件と推奨PCスペック
Blenderの快適さはGPU性能に大きく依存する。CyclesレンダーではGPUの世代とVRAMが速度を左右する。
| 項目 | 最小要件 | 推奨スペック |
|---|---|---|
| CPU | 64bit / 2コア | 4〜8コア以上 |
| RAM | 8GB | 16〜32GB |
| GPU | OpenGL 4.3対応 | VRAM 8GB以上(RTX 5060以上) |
| OS | Win 8.1 / macOS 13 | Win 10以降 / macOS 14以降 |
NVIDIA RTXが有利
OptiXデノイザーはNVIDIA専用。スペック不足ならRTX 5060以上搭載BTOパソコンを検討しよう。
ダウンロードとインストール手順
blender.org/download/ にアクセス。OS自動判定で最適版が表示される。
Windowsは.msi実行→インストール。初回起動スプラッシュで「Language」→「Japanese (日本語)」選択で日本語化完了。
プロ推奨の初期設定5項目
A→Xで初期オブジェクトを消去。「ファイル>デフォルト>起動ファイルを保存」で次回からまっさらにスタート。
ビューポート右上「オーバーレイ」→「シーン統計」ON。頂点数・メモリ使用量を常時監視。
「編集>プリファレンス>システム」でNVIDIAならOptiX、MacならMetalに変更。CPU比で数倍の高速化。
最大サンプル数を256に引き下げ、デノイズON(OptiX推奨)。AIでノイズ除去する最新手法。
ビュー変換がAgXになっていることを確認。白飛びを抑えたシネマティックなライティングを実現。
必須ショートカットと初めてのモデリング
| 操作 | キー | 覚え方 |
|---|---|---|
| 移動 | G | Grab。G→Xで横軸固定 |
| 拡大縮小 | S | Scale |
| 回転 | R | Rotate。R→Zで縦軸回転 |
| モード切替 | Tab | オブジェクト⇔編集モード |
| 押し出し | E | Extrude。面を引っ張り成形 |
| 面取り | Ctrl+B | Bevel。角を滑らかに削る |
Shift+Aでメッシュ追加→Tabで編集モード→E(押し出し)とCtrl+B(ベベル)で机やコップが作れる。サブディビジョンサーフェスを適用すれば一瞬で滑らかな曲面に変貌する。
まとめ:レンダリングで作品を完成させよう
マテリアルプロパティでベースカラーと粗さを設定し、Shift+Aでライトを配置。カメラ追加後Nキー→「カメラをビューにロック」ONで構図を決め、F12でレンダリング。Cycles+OptiXデノイザーでクリアな画像が短時間で完成する。
本記事のCycles+AgX+ショートカットは、キャラクターモデリングやGeometry Nodesなど上級チュートリアルの土台になる。まずは身近な物から始めよう。

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