日本のSteamで買える『バイオハザード レクイエム』はCERO Zの日本国内版です。カプコンは「基本的なゲーム内容に海外版との違いはなく、各地域のレーティングの規定に合わせて一部の表現に差異がある」と案内しています。VPNで所在地を偽って海外版を購入・有効化するのはSteamの利用規約で禁止されていて、アカウントを無効化される場合があるため、この記事ではおすすめしません。英語のフル音声は日本国内版でも選べます。
バイオハザード レクイエムの日本版と海外版の違い|Steamで海外版は買える?VPNが規約違反になる理由【2026年版】
「海外版のほうが表現の規制が少ないと聞いた」「日本のSteamから海外版を買えないか」と調べている人に向けて、カプコンの公式FAQ、Steamのストアページと利用規約、CEROの公式情報だけで、日本国内版と海外版の違いと、日本から遊ぶときに守るべきルールを整理します(2026年10月8日確認)。
日本国内版と海外版の違い(カプコン公式)
カプコンのサポートFAQは、日本国内版と海外版の違いについて次のように答えています。
📘 カプコンの回答(PC版のFAQ)
「基本的なゲーム内容に海外版との違いはありません。ただ、各仕向け地のレーティング機構の規定に準拠した内容とするため一部の表現に差異がございます。」(カプコン サポート「日本国内版と海外版で表現に差異はありますか?」)
つまり、ストーリーやゲームの中身は同じで、違うのは日本の年齢区分(CERO)の基準に合わせた一部の表現です。FAQはどの場面のどの表現が違うかまでは挙げておらず、CEROの「倫理規定 別表3」を見るよう案内しています。
CEROは、家庭用ゲーム機とあわせてパソコン向けのゲームも審査の対象にしており、「身体の分離・欠損描写」などの表現項目ごとに上限を設け、上限を超える表現(禁止表現)を含むソフトにはレーティングを与えないとしています(CERO「年齢別レーティング制度」)。日本国内版は、この基準で審査されたCERO Z(18才以上のみ対象)の版です。
日本のSteamで買えるのはどの版?
日本のSteamストアで販売されているのは「BIOHAZARD requiem」(CAPCOM Co., Ltd.)で、評価はCERO Z(18才以上のみ対象)、表現の区分は「暴力」と表示されています(Steamストア・2026年10月8日確認)。
「海外版でないと英語で遊べない」ということはありません。同じストアページの対応言語は14言語で、英語はインターフェイス・フル音声・字幕のすべてに対応しています。言語はタイトル画面の「Options」>「Language」から変更できます(カプコンのFAQ)。
カプコンは、日本国内版は日本国内でプレイすることを前提に開発しており、「別の地域向けのアカウントでのプレイ」や「別の地域向けに配信されている追加コンテンツの適用」などは動作保証ができないとしています。海外版ソフトのサポートは、その地域の現地法人の窓口が受け付けます(カプコンのFAQ「海外版ソフトのプレイについて」)。
VPNで海外版を購入・有効化するのはSteamの規約違反
Steamの利用規約(Steam サブスクライバー契約・2026年9月10日更新)は、次のように定めています。
⚠️ Steamの利用規約(抜粋)
「ユーザーは、ユーザーの所在地を偽る目的で(ゲームコンテンツの地理的制限を回避するため、ユーザーの地域に適用されない価格設定で注文または購入するためなど、いかなる目的であるかを問いません)、IP プロキシまたはその他の方法を利用しないことに同意しているものとします。ユーザーがこのような行為を行ったときは、Valve はユーザーアカウントへのアクセスを無効化する場合があります。」(Steam サブスクライバー契約)
規約は「いかなる目的であるかを問わず」としていて、購入と有効化(製品コードの登録)を分けていません。VPNで接続元を海外に見せかけて海外版を買うことも、海外向けのキーを有効化することも、この条項に当たります。この記事ではおすすめしません。
📝 この記事の訂正について(2026年10月8日)
この記事は以前、「外部の販売サイトでCDキーを購入し、VPN経由でSteamに有効化するのが安全な方法」「メインアカウントを守るためにサブアカウントを使う」と紹介していました。これは上のSteamの利用規約に反する方法で、安全とは言えません。該当の手順を削除し、公式の情報に基づく内容に書き直しました。
PC版の動作環境(Steam公式)
カプコンのFAQは、Steamのストアページの「システム要件」を見るよう案内しています。2026年10月8日時点の内容は次のとおりです(OSはどちらもWindows 11 64bit・DirectX 12・SSD必須)。
| 区分 | CPU | メモリ | GPU | 目安 |
|---|---|---|---|---|
| 最低 | Core i5-8500 / Ryzen 5 3500 | 16GB | GeForce GTX 1660 6GB / Radeon RX 5500 XT 8GB | 1080p(アップスケール使用・ネイティブ640p)/30fps |
| 推奨 | Core i7-8700 / Ryzen 5 5500 | 16GB | GeForce RTX 2060 Super 8GB / Radeon RX 6600 8GB | 1080p(アップスケール使用・ネイティブ720p)/60fps |
どちらも「負荷の大きい場面ではフレームレートが低下する場合がある」と注記されています。
ホラーゲームを遊ぶ環境を整えるなら
暗い場面の多いホラーゲームでは、モニターの黒の表現が見え方を左右します。モニター選びはホラーゲームにOLEDモニターが向いている理由と選び方で、GPUの選び方はRTX 5070 Ti/5080/5090はどれを買うべきかでまとめています。
まとめ
この記事のまとめ
- 日本のSteamで買えるのはCERO Z(18才以上のみ対象)の日本国内版
- カプコンは「基本的なゲーム内容は同じで、レーティングの規定に合わせて一部の表現に差異がある」と案内
- 英語のフル音声・字幕は日本国内版でも選べる
- VPNで所在地を偽って海外版を購入・有効化するのはSteamの利用規約で禁止(アカウントを無効化される場合がある)

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