AWS SAAの試験時間は130分・65問です。テストセンターには予約時刻の15〜30分前に着くよう求められています。合格後の有効期限は3年で、再認定は「最新版に合格」「Professionalに合格」「Skill Builderで維持(1年延長)」の3通りです(いずれもAWS公式のページの原文を2026年10月11日に読み、本文と照合)。
勉強法の記事は多いのに、当日の段取りと合格後の話は意外とまとまっていません。この記事では、AWS公式のポリシーの記載をもとに、試験当日に慌てないための情報と、合格したあとにやることを整理します。
試験当日の流れは?
| 項目 | 内容(AWS公式) |
|---|---|
| 受験形式 | ピアソンVUEのテストセンター/オンライン監督付き試験 |
| 言語 | 日本語で受験可能 |
| 到着・起動 | テストセンターは予約時刻の15〜30分前に到着。オンラインは予約の30分前から起動でき、15分を超えて遅れると受験できず料金も戻らない |
| 試験時間 | 130分・65問(択一選択・複数選択) |
| 受験料 | 150 USD/20,000円(アソシエイト。税がかかる場合あり) |
| 再受験 | 不合格の場合は14日(暦日)待つ。回数の制限なし・毎回受験料がかかる |
出典=AWS公式のSAAのページ・試験当日のポリシー(During testing)・試験の料金(Before testing)・受験後のポリシー(After testing)。日本円の価格は、為替を反映して少なくとも毎年5月に見直されます(変更は30日以上前に告知)。
試験中に気をつけることは?
試験の画面は「行動規範への同意→試験→見直し→アンケート→結果」の順に進みます。時間の使い方で気をつける点は、公式の説明から次のとおりです。
- 行動規範には5分——試験の前に読んで同意します。同意しないまま時間切れになると試験は終了し、返金されません。
- 問題へのコメントの時間は試験時間から引かれる——各問題にコメントを書けますが、その分だけ解答の時間が減ります。
- 未回答は不正解・誤答の減点はない——分からない問題も空欄にしないほうが得です。
- 休憩中もタイマーは止まらない——テストセンターでの予定外の休憩でも時間は進みます。オンライン監督付き試験は休憩できません。
- アンケートには5分——見直しを終えた後にアンケートがあり、その後に結果の画面が出ます。
画面の右上に残り時間が表示され、残り5分で警告が出ます。模擬試験も時間を計って解き、見直しの時間を残す配分で練習しておくと安心です。
テストセンターと自宅受験、どちらを選ぶ?
| テストセンター | オンライン監督付き | |
|---|---|---|
| 身分証 | 2点(主2点、または主1点+副1点) | 主の1点 |
| 当日の手続き | 受付で本人確認・署名・写真。持ち物は指示に従って預ける | 自分で本人確認と受験環境のチェックをしてから試験監督につながる |
| 事前の準備 | 会場までの移動 | 受験に使うPCでピアソンVUEのシステムテストを済ませる |
| 休憩 | 予定外の休憩は可(タイマーは進む) | 不可 |
オンラインは移動が要らない代わりに、システムテストに通らない・遅れると料金が戻らないので、PCと部屋の準備に自信がなければテストセンターが無難です。要件の詳細はピアソンVUEのオンライン受験の案内で確かめてください。
直前にやると効く準備は?
- 身分証を確かめる——身分証の名と姓は、AWS認定アカウントに登録した名と姓と同じでなければなりません(アカウントはローマ字のみ)。主の身分証は、原本・期限内・政府発行で、ローマ字の氏名・写真・署名が載っているものが条件です。使える身分証の具体例は、予約確認のメールとピアソンVUEの案内で確かめてください。
- 模擬試験を時間を計って解く——130分・65問のペースに慣れておきます。
- 間違えた問題だけを見返す——直前に新しい範囲へ手を広げないでください。
- 前日は寝る——130分の集中が要るので、詰め込みより睡眠を優先します。
合格した後にやることは?
合格通知が来たら終わり、ではありません。SAAの有効期限は3年です。
3年後です。忘れた頃に失効します。
AWS再認定のページによると、SAAの再認定は次の3通りです。
- SAAの最新版に合格する(3年延長)
- AWS Certified Solutions Architect – Professional(SAP)に合格する(3年延長。Associateも自動的に再認定)
- AWS Skill Builderで認定を維持する(1年延長・有料のサブスクリプションで完了)
延長は、その再認定を終えた日から数えます。また、AWS認定を1つ取ると、次に受けるAWS認定試験が50%割引になります(AWS公式のSAAのページ)。
資格は「知っている」の証明であって「できる」の証明ではありません。合格直後の知識が新しいうちに、実際に構築してみると定着しやすくなります。
実務につなげる小さな一歩
試験範囲を実際に触ってみるなら、S3+CloudFrontで静的サイトを公開する、VPCを一から引く、といった小さな構築が向いています。手を動かすと「試験では選ばなかった選択肢が現実には妥当」という感覚が身につきます(S3+CloudFrontで静的サイトを公開する)。
SAAの次はどこへ行くか
- SAP(プロフェッショナル)——SAAの再認定も兼ねられます。
- 専門知識系——セキュリティやネットワークなど、業務で深めたい領域に合わせて。
- 他クラウド——AzureやGCPへ横に広げる道もあります(クラウド資格学習ロードマップ)。
SAA取得直後は、資格を積むより実務で一度使ってみるのがおすすめです。試験の知識は使わないと3年待たずに抜けます。
まとめ
当日に押さえるのは3点。テストセンターは15〜30分前に到着(オンラインは15分を超えて遅れると受験不可)/130分・65問で、コメントの時間は試験時間から引かれる/身分証の名と姓をアカウントと一致させる。
合格後は3年の有効期限があります。再認定は、SAAの最新版・SAPの合格(3年延長)か、Skill Builderでの維持(1年延長)。取った知識を実務で一度使っておくことが、次につながります。

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